ミニブタの尿石症
（泌尿器疾患）
食事内容や飲水量などの飼育環境や発育不良などの身体的問題など多岐にわたります。
若齢での発生が多く、特に雄で症状が出やすいです。
雄では尿道が狭いため、尿閉症状が一般的です。雌では結石が排出されることもあります。
尿検査やレントゲン検査、超音波検査などを行います。
軽症の場合は原因となっている飼育環境の改善や内科療法による投薬を行います。
尿閉症状の場合は雄の尿道は狭くて長いため、犬猫のようなカテーテルを用いた解除は不可能で、全身麻酔下での外科手術による解除が一般的です。
ペットとして飼われているミニブタさんで、もっとも多く見られる疾患です。
オスブタさんでは尿閉や尿毒症など重症化しやすく、普段から飲水量をチェックするなどの飼育環境の整備が必要です。
当院ではミニブタさんの飼育環境のご相談も受け付けております。
参考文献 ミニブタをペットにする 完全ガイド